宮原産業株式会社
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テレビ新広島 「情熱企業」で紹介されました
エコグリーンポリとは?
ブラジルに本社を置く南米最大の化学メーカーであるBraskem(ブラスケム)社が製造する、サトウキビ由来の「グリーンポリエチレン」を使用したポリエチレンフィルムです。

グリーンポリエチレンは主原料がサトウキビであり、サトウキビ育成段階でCO2を吸収し、最終的な処分時にこのCO2を排出する為、原理としては大気中のCO2を増やしません。この為、CO2が要因の一つとなっている地球温暖化の抑制に大きな効果があります。
(ただし、製造や輸送に関するCO2や製品添加剤に関しては従来通りとなります)

Braskem社のグリーンポリエチレン製品自体は既に大手企業を中心に広く採用されています。ただし、従来は小ロットの別注品に関してはコストの面で不利な事も多く、やや特殊な製品という位置付けである事が多かったのも否めません。

弊社「エコグリーンポリ」はこの原料を自社製造の製品に10~12.5%配合する事によって、自社製造品のCO2排出量を従来より抑える事が可能になりました。
(お客様からのご要望があった場合、わずかなコストアップで配合可能です。コストはより掛かりますが、12.5%配合することで一般社団法人日本有機資源協会登録済のバイオマスマークを使用することも可能になります) 
弊社エコグリーンポリ製品をご利用になるだけで…
  1. 化石燃料の使用量を従来製品に比べ約10%削減できます。
  2. 大気中のCO2排出量を従来製品に比べ約6%削減できます。
  3. さらにわずかなコストアップで、社団法人日本有機資源協会が管理するバイオマスマークの使用も可能です。
  4. 上記の事をお客様のHPなどに記載可能であり、末端ユーザー様などに貴社のエコへの取り組みをPRできます。
  5. 近い将来普及が見込まれるカーボンオフセット等に関する諸制度において、従来製品より一歩有利な位置に立てると予想されます。
問題点はないの?
1.コストの問題
グリーンポリエチレンの原料10%配合までは、わずかなコストアップで製造可能です。
さらなる追加コストをお支払い頂ければ、12.5%配合となりバイオマスマークを使用可能になります。

2.品質の問題
グリーンポリエチレンはサトウキビから砂糖を製造する過程で発生する廃糖蜜を発酵させることでエタノールを製造、そのエタノールからエチレンを作りポリエチレンを製造します。エチレン以降は従来と同じ製法であり、特殊な性質変化やにおい等は全くありません。

また、現在世界でこの原料を製造しているのはBraskem社のみであり、大手企業のPEボトルやレジ袋などに使われている「サトウキビ由来のポリエチレン」も全て同メーカーの原料となっています。
なお、英文ではありますが、SDS(安全データシート)等も完備しております。
さらに、厚生省告示第370号にもとづく合成樹脂製の器具又は容器包装の規格についても評価テストをエコグリーンポリとしてクリアしています。

3.ロットの問題
弊社独自の配合システムを実現しましたので、同業他社と比較して比較的小ロットの別注品でも対応可能です。
実際に頼みたいのだけれど
2014年4月~2017年2月までは弊社自社製造の原則全製品がグリーンポリエチレンを10%以上配合した「エコグリーンポリ仕様」となっています。
2017年3月以降は、従来エコグリーンポリ仕様をご指定頂いていた製品と、今後エコグリーンポリ仕様をご希望された製品が同仕様となります。
従来製品と同じ手順・ロット・納期でご注文いただく際に、「エコグリーンポリ仕様で」とひとことお声かけください。。
なお、「バイオマスマーク」の使用をご希望の場合は、別途ご相談ください。

お問い合わせ:TEL 082-928-2354

「バイオマスマーク」については、
一般社団法人 日本有機資源協会のホームページをご覧ください。
http://www.jora.jp/index.html